StoropackがKärcher社とパイロットプロジェクトを開始

Kärcher社は既存のEPS製パッケージングに代えて、Storopackの持続可能な新ソリューションRENATURE® 3Dを初めて導入しています。

2023年11月（メッツィンゲン）StoropackとKärcher社の共同パイロットプロジェクトでは、今回初めて、EPS製のパッケージングに代えて、Storopackが提供する持続可能な新ソリューションRENATURE^® 3Dが導入されています。パッケージ化される製品はKärcher社のSC3スチームクリーナーです。このステップにより、両社は持続可能性戦略をさらに推進していることになります。というのは、RENATURE^® 3Dはおもに植物デンプンで構成されており、特別仕様の保護パッケージングとして利用できるからです。TÜV Austria社の認証を受けているので、一般家庭の庭先で堆肥化できます。パッケージングの設計によっては、このバイオ材料を使用することで、最大50%のCO²削減を実現できます。持続可能性の観点に立ったもう1つの利点は、生産に使用されるデンプンが、本来廃棄されるはずの食品産業の副産物であるという事実です。RENATURE^® 3DはEPSと同等の保護特性を備えているため、製品を輸送用カートン内で完全に保護することができます。部品は何度も再利用できるので、エンドユーザーは自分の商品の発送に再利用できる。はさみと少量の水さえあれば、既存のパッケージングを新たな幾何学的形状に変え、元とは別の物品の保護パッケージングとして使用できるのです。

Storopackは、資源の保全を重視し、持続可能性をさらに充実させるために継続的な取組みを進めています。これに向けて、2025年までには、リサイクル材または再生可能な原材料から、自社生産の保護パッケージングのうち少なくとも50%を生産するという目標を掲げています。

出荷品に合わせてカスタマイズ

RENATURE^® 3Dは、小ロットから大量生産まで、あらゆる販売市場向けにカスタマイズされるパッケージングソリューションとして適しています。EPS製の成形パーツの製造とは異なり、工具は必要ありません。RENATURE^® 3Dは非常にコンパクトな方法で使用できるため、ユーザーは既存のカートンサイズをそのまま使用できます。成形されたパーツが出荷される商品を固定してズレを防ぐことで、この保護パッケージングはカートン内の商品を最適に保護します。特殊で弾力性のあるセル構造により、衝撃を吸収し、輸送中の損傷から最適な方法で保護できるのです。保護パッケージングのスぺシャリストであるStoropackは、特別仕様のRENATURE^® 3D保護パッケージングのあらゆる側面について、メーカーやEコマース企業にアドバイスとサポートを提供しています。